飯高いいとこ、通ってみよう!

良さや大切さがうまく伝わって「いいな!」と思ってくれる人がいたら嬉しいな♪

先生に応答♪

前回

飯高の授業では確かに自由に発言する子が多い♪
でも、勝手におしゃべりしているのとは違うと思いました。

と書きました。

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先生の投げかけに対して、子どもたちそれぞれがワーワーお返事している感じ。


で、先生はそれをムリに黙らせたり止めることなく「うんうん」と聞き
子どもの反応を拾いつつ、それに応える形で授業を進めます。
(次のことをお話します)


そして、にぎやかにさせておきながらも(笑)
ちゃんと聞いてほしいところでは「聞いて!」と言うと、
子どもたちは、そのときはちゃんと聞いていました。



敢えて言葉にするのならメリハリ!そう、メリハリ。
だから、勝手気ままに喋るのとは違う感じがしました。



そんなにたくさん授業を見たわけではありませんが、
たまたま見せていただいた授業では共通のことを感じました☆

 

 

K市の授業では特に低学年ほど、先生が「しーーーー」と言ったり
黙りこくって眼力で(!)静かにするのを待ってから話し始めるような
場面をよく見ます。小さいうちから、「授業は静かに受けるもの」と
いうことを躾として学ぶ感じ?



喋っている子がいると「静かにしなきゃいけないんだよ~!」と
注意する子たちも現れたりします。



が、そうして、学年があがっていくと「発言が少ない」「おとなしすぎる」と
おっしゃる先生の声もよく耳にします。(笑)

 



学校教育って難しいけど、オモシロイ!
どちらも、子どもたちは先生に応答しているんだよな。(*^_^*)



私のお師匠様は「学校の先生はグループセラピスト」とおっしゃっていました。



人数が多いなら多いなり、少ないなら少ないなりの強みも難しさもあると思うけど、
子どもたちが健やかに通える学校・クラスづくりのために力を尽くしてくださる
先生方はまさにセラピスト♪



だいちがK市の学校も飯高の学校も「楽しい」と言って通えるのは
セラピーされているからなんだろうな~。(≧▽≦) 感謝しかない!

授業体験☆

「K市は夏休みだけど、飯高は3限まで授業」という日が7日間あったので
その間、飯高へ遊びにきてくれたファミリーの小学生、
計3名が飯高の授業に参加させていただきました♪



ええーーーっ、そんなことできるの!?と思われることの方が
多いのだと知ってビックリ。



実は私、逆のことをしていたことがあるのです。
飯高の子がK市に来た際、体験授業をお願いして
参加させてもらっていました。



学校とか現場の先生方って「子どもにとって貴重な機会」とか
「良い体験になること」のためだと、とても協力的に
動いてくださることが多い。
自分の学校の子でなくても【子ども】の味方で、
やはり教育者なのだなぁ、とジーーンとします。



私もちゃっかり見学させていただきました♪



だいちから「K市とは授業のときの雰囲気が全然違う」と
聞いていたのですが、今回体験させていただいた3人も
同じように思ったみたい。


何が一番違うって、授業中の会話だと子どもたちは言う。
「授業中は静かに」と躾けられている子にとって、
飯高の小学校は「みんな、自由に喋ってるー!喋っていいの!?」
というのが、まず衝撃なんだね。(≧▽≦)



授業を見せていただいて、なるほど~と思いました。
確かに自由に発言する子が多い♪
でも、勝手におしゃべりしているのとは違うと思いました。
(詳しくは、つづきに書いてみます)



参加したK市の子のお母さんが「帰ってきてからしばらく
子どもの反応がいつもと違った」と言いました。
いつもなら言わないようなことを言ったり、言葉数が多かったと。


小さい子ほど反応が早いから、たった数時間でも影響を受けて帰ってきたのね☆


学校でのコミュニケーション(会話や発言)も多いし
地域の人たちとのコミュニケーションも多いから
飯高の子はコミュニケーション力が磨かれる!?



人が環境を作り、環境が人を作る。
本当だなぁ、とまたまた思ったのでした。

 

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だいちのように転校してきた子と、一日体験の子の違いが
分かりにくかったようで、翌日「○○ちゃん、今日は来ないの?」
「次はいつ来るの?」「また来てほしい~」などと
声をかけてくれる子が多かった。

か、カワイイ、ウレシイ(⋈◍>◡<◍)。✧♡ ありがとうございました!

地域の行事

夏休み中、念願だった地域の行事に参加させていただく機会もありました。
私たちがお世話になっている地区の子供会的な集まり。


これが熱い!そして、超~おもしろそう☆
長年「自慢か!」と思いながら指をくわえて話を聞いていました。(笑)


例年なら午前中はみんなで川に遊びに行って、お昼は一旦家に帰ってお昼寝。
そして、夕方から再び集まってBBQからの映画上映会。

 

この地区に小学生がいる家庭が家族総出で参加する一大イベント。(≧▽≦)




子供会=小学生のお楽しみのためだけの行事=役員にあたる親が世話係=大変


そんな雰囲気のところが多いから、年々、子供会は潰れているよね。
K市のうちの地区でも、うちの丁だけは最後まで残っていたけど、
今年いよいよ廃止の方向に・・・。(T_T)


飯高でも地区によって親睦のあり方は様々だと思うけど、
とりあえず、この地区は、みんな楽しそうだし、仲良いな~。
助け合って営まれている感じもよかったし、
子どもが楽しめることを考えつつ、大人同士も楽しんじゃってる感じがイイ♪


こっちで焼肉といえば「鶏」なんだよね。
自家製のタレにつけこんだ鶏肉、猪肉など、いろいろ美味しくいただきました♪

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お菓子争奪戦みたいなゲームもあり、今年は上映会の代わりに
ニンテンドーswitchのゲーム(スマブラ)をプロジェクターで映し出して
みんなでやるという、これまたユニークな企画を楽しみました。(≧▽≦)

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どこに映し出しているかって、おうちの外壁です!つまりお外でゲーム。
これはオモシロイ。(≧▽≦)


こういう恒例行事、大人になったとき、子ども時代の良い思い出として
しっかり残るんだろうなぁ。大事にしたいところ!

少年たちの夏(すれ違い編)

K市に来てもらった2日目(いや、正確には多分1日目の夜かな)
ずっとウマも合い仲良くやってきた友人とのすれ違いが始まりました。


本当はその日の夜、パパの車でみんなで飯高へ帰る予定になっていたのですが、
彼は1人で先に電車で帰ることになりました・・・!


K市への滞在時間が長くなるほど、飯高を思い出し、
「飯高がいい」「飯高がいい」という想いが強くなる彼。

 

 

そうなればなるほど、「K市はダメ」「K市はイヤ」と言われている気になって哀しくなるだいち。

 

 

現にK市では行く先々(お店や学校)にお菓子やペットボトルのゴミが落ちていたりして

「汚い。飯高にはこんなのない」と彼が呟くたびに、私もハッとしました。

 

 

割と閑静な方の住宅地なので、さほどゴミだらけというわけではないんですよ。

でも、言われて見ると確かにゴミはあちこちに落ちている。

 

 

このくらいのゴミには慣れてしまっていて「仕方ない」「この程度ならマシ」と思ってしまっている自分たちの感覚に気付きました。

 

 

彼がいち早く違いを感じ取り「飯高はいい」と気付き始めたポイントは、ここだったと私は思います。

そのくらい飯高は確かにキレイ。確かにれっきとした違いがある。

 

暮らしの中での「あたりまえ」って、やっぱりそこに暮らしているみんなで作っているんだなぁ。

 

キレイがあたりまえなら、自然とみんなでそのキレイを守る暮らしがスタンダードになるんだろうし、

多少のゴミは仕方ないのがあたりまえになったら、その程度をキープするのがスタンダードになっていくものなんだろうなぁ。

 

 

そうして、改めて飯高愛に目覚め一刻も早く帰りたくなった彼と、

やはりK市のことも大事にしたいから予定通り夜までは滞在したいだいち。

 

 

「なんで一緒に早く帰ってくれないのか分からない」と言う彼と、

「今日中に帰れるんだから、そこまでは気持ちを切り替えて一緒に楽しんでほしい」と言うだいち。

 

2人とも私には言うけど、お互いは表面的な会話ばかりで肝心な想いを伝え合わないので、すれ違ったまま、この日はお別れすることになったのでした。

 

 

・・・でも!この体験は少年たちにとって、とてもよかったのではないかと思います♪

 

 

だって、いろいろあるよね。想いや考えが異なるときってあるよね。いつも一緒じゃない。

 

 

だけど、お互いが自分の想いを大事にするために、この日は別々の道を選ぶと決めたんだもんね。

 

 

それは自分の想いを大事にすることでもあるけど、同時に相手の想いを大事にしたってこと。

 

 

なんとなくモヤモヤしたまま帰って数日過ごした時間は、お互いにいろいろ考えたんじゃないかなぁ。

 

 

そういう時間が彼らを大人にしていく!?(≧∇≦)お友達の存在に感謝です。

 

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夜は真っ暗な飯高と、それなりの夜景が見えるK市。やっぱり環境は全然違うよな。どっちがいい、悪いじゃなくね。

 

少年たちの夏♪(彼らはどこでも彼ららしく)

ところで、だいちは今回の帰省でK市の友達に会うのを楽しみにしていました。
K市の友達に飯高の友達を紹介したいという想いもありました。


でも、だいちの大好きな飯高の友人は先に書いた通り、
初めての人や場所が苦手。
そのことを知っていたので無理強いする気はなかっただいち。
来てくれてもK市の子と交わってもらえないと、K市の子にも
飯高の友にも気を遣って、どっちつかずで遊びにくくなっちゃうしね。



だから、彼の方から「やっぱり行きたい」と言ってきてくれたとき
嬉しかったんだけど、1つ念押ししたらしい。
「それならK市の子とも仲良くしてね」って。 (≧▽≦)
「わかってる」と応えてくれた彼。


彼らの友情トーク、甘~いだけでないところに、これまた胸キュン。 (*´ω`*)


 


さて、そんなやりとりを経てやってきてくれた彼、
初めての人は苦手というけど、「1回話せば友達」というカテゴリに
入ったりもするらしく(笑)、だいちのK市のクラスメイトとも
普通に馴染んで、その子のお宅に遊びに行くということまで
やってのけてくれました~。



そして、飯高っ子ならではのコミュニケーション力はたいしたもので
私が営むNPO主催の地域の小学生向けイベントでは
初参加にも関わらず、上手にゲームの説明などをして
年下の子たちをまとめ、スタッフまでしてくれていました☆

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ほら見て。みんな、彼の方を見て集まってきてる!(≧▽≦)



これらは彼が持っているチカラで、飯高では日常的に見る姿だと思うんだけど
やっぱりヨソでも発揮されるよね。
なんやかんや言いながら小さい子の面倒をしっかり見て、
可愛がりつつ仲良くなる姿はK市でも同じだった♪



ちなみに、だいちはそうやって振る舞ってくれる人がいないと
仕方なく(? )やるけど、誰かやってくれる人がいるとスーーッと引いて
裏方の楽ちんポジションに収まる人。 (笑)


あぁ、この2人はこうやって役割分担(? )しながら一緒に何かできると
バランスいいんだろな~と思いながら、イベントでの様子を眺めていたのでした。



どこにいるかは関係なくて、何をするかだね☆
どこでも、自分の持ってるチカラを使って同じことをするだけでOKなんだ。
彼の姿を見て、そんなことを思ったのでした。(*^_^*)
どんな子のことも心配はしなくていいんだろうなぁ。

少年たちの夏♪(冒険のはじまり)

もっと一緒にいたい少年2人、今度は2人でK市にくることになりました。
これは彼(友人)にとっては、ものすごいこと。

 


ヨソのお宅に泊まったのは、物心つくまえに「地域のお友達に
おウチに泊ったことがあるそうだ」という記憶のみ。

子どもだけで電車に乗ったのは、中学生の兄ちゃんたちにくっついて
一度だけだと言う。

 

 


その彼がまずは飯高のウチに泊まった。そこに遊びに来ていた
見知らぬK市の人いっぱいの中で、とりあえずBBQに参加したり、
一緒に川へ行った。


それだけでも「おおーーーー!」という感じだったのに、
今度は少年2人で電車に乗ってK市まで来ると・・・。(≧▽≦)



一足先にK市に戻っていた私が駅まで迎えにいくと、クールに出てきた2人。
1人電車にもすっかり慣れスカした感じのだいちに対して
緊張するー!とかワーワー騒ぐ雰囲気じゃなかったんだろうなぁ。
だいちを見て、慌てて真似して切符を改札に通して出てきた彼。


よく来たね!!!(T_T)



冒険の夏の始まり始まり~だったのですが・・・
思わぬ展開の冒険となりました。(≧▽≦)  →つづくf:id:havefaith55:20200827100604j:image

私が目に止まった瞬間、きっちりペコリと会釈して挨拶してくれた彼。
飯高っ子の多くに共通する印象は「礼儀正しいこと」。

挨拶や会釈くらいK市の子だってしてくれる子はたくさんいます。
なのに、いちいちハッと感動するのは、違いを感じるからだと思います。

飯高へ来て以来、なんの違いなんだろう~と考えていたら
「礼儀正しさ」なんだよなぁ。

「おはようございます」と言うこととか会釈って
挨拶しなさいよと言われて育った子は、それなりにすると思います。
(敢えて反抗して、しない子もいるだろうけど)

でも、挨拶って何のためにするものなんだろー。
【人に会ったら挨拶するもの】という型に従って挨拶するだけじゃ何か違うよね。
(しないよりマシだけど)

挨拶って言葉自体には実はそれほど意味ないんだけど、
上手に使うと相手とよい関係が築ける魔法の言葉・お作法なのかなと
私は思います。言えばいいってもんじゃない感じ!?(笑)

相手への親しみとか労りとか敬いとか、
それは相手との関係性で変わってくるんだろうけど
とにかく、そういう相手への敬意があって発せられる挨拶は
人と人を結びつけるイイものになるんだね♪

礼儀正しくてステキだな~と感じる飯高っ子の挨拶って、そんな感じです。
ちゃんと相手を見て相手に向けて挨拶してくれているんだ。
それって超あたりまえの礼儀だと思うけど、
自分はどうだろうかと言ったら、怪しいわ。(≧▽≦)

今日からは飯高っ子みたいな挨拶を心がけよっと。


※クイズ「だいちは、何で、にやついたのでしょうか?」
 ①友達の様子  ②K市に帰れた安堵  ③ママに会えたこと

  →私は外れちゃった。
   だいちのこと、分かってるようで分かってないんだなーと思った件。

少年たちの夏♪(友情編)

私も夏休みを送っているうちに、14日も空いてしまいました。
久々の更新です。


この14日の間の「少年たちの夏♪」をお届けします。(≧▽≦)
川、BBQ、楽しいことはいろいろありました!


が、特筆すべきは、おばちゃんがキュンとしちゃった少年たちの会話。
(こんなところでオープンにしていいんだろうか。ナイショね、ナイショ)


 


だいちが仲良くなった友達は、
飯高生まれ・飯高育ちで、初めての人や場所は苦手という少年。


連日ずっと一緒に遊んでいたにも関わらず、もっと一緒にいたくって
初めてウチにお泊まりすることにした友人♪(これも結構な挑戦だった!?)

 

 



が、その日はちょうど、K市の仲間ファミリーが大勢で来ていて
夕方からみんなでBBQをすることになっていました。


一緒に行きたいだいち。初めての人いっぱいのところは嫌な友人。
でも、とにかく2人は一緒にいたい。BBQの時間が近づいてくる・・・。
少年たちよ、どうする!?



 だ:一緒に行ってほしい

 友:なんで?

 だ:今までで一番の最高の友達だから
   K市の仲間に会わせたい

 友:・・・お母さーーん!オレ、行きます
   だいちが嬉しいこと言ったんで!

 私:ん、なにがあった?

 友:だいちが今まで一番の最高の友達って言ったから!

 だ:(照れ)



青春の始まりを感じた夏。(笑)



でも、この会話、単に年齢だけのことではない気がしたのです。
K市でこんな会話を交わす相手や状況ってあるだろうか??
遊び友達はたくさんいたけど、もう少しドライなづきあいだった印象。



飯高の子の間では、他にもキュンとなる会話ややりとり、
ちょこちょこ目にします。人間つきあいしてるね!って感じの。
(これは、また別の機会にご紹介できるといいな♪)


どんどん背が伸びて大きくなっていく少年たち。
成長していくのは体だけじゃないね。


小数の同性の友達が大事になってくる前思春期のこの時期、
飯高でこんな友に巡り合えたのは幸せなことです。

 

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