飯高いいとこ、通ってみよう!

良さや大切さがうまく伝わって「いいな!」と思ってくれる人がいたら嬉しいな♪

少年たちの夏(すれ違い編)

K市に来てもらった2日目(いや、正確には多分1日目の夜かな)
ずっとウマも合い仲良くやってきた友人とのすれ違いが始まりました。


本当はその日の夜、パパの車でみんなで飯高へ帰る予定になっていたのですが、
彼は1人で先に電車で帰ることになりました・・・!


K市への滞在時間が長くなるほど、飯高を思い出し、
「飯高がいい」「飯高がいい」という想いが強くなる彼。

 

 

そうなればなるほど、「K市はダメ」「K市はイヤ」と言われている気になって哀しくなるだいち。

 

 

現にK市では行く先々(お店や学校)にお菓子やペットボトルのゴミが落ちていたりして

「汚い。飯高にはこんなのない」と彼が呟くたびに、私もハッとしました。

 

 

割と閑静な方の住宅地なので、さほどゴミだらけというわけではないんですよ。

でも、言われて見ると確かにゴミはあちこちに落ちている。

 

 

このくらいのゴミには慣れてしまっていて「仕方ない」「この程度ならマシ」と思ってしまっている自分たちの感覚に気付きました。

 

 

彼がいち早く違いを感じ取り「飯高はいい」と気付き始めたポイントは、ここだったと私は思います。

そのくらい飯高は確かにキレイ。確かにれっきとした違いがある。

 

暮らしの中での「あたりまえ」って、やっぱりそこに暮らしているみんなで作っているんだなぁ。

 

キレイがあたりまえなら、自然とみんなでそのキレイを守る暮らしがスタンダードになるんだろうし、

多少のゴミは仕方ないのがあたりまえになったら、その程度をキープするのがスタンダードになっていくものなんだろうなぁ。

 

 

そうして、改めて飯高愛に目覚め一刻も早く帰りたくなった彼と、

やはりK市のことも大事にしたいから予定通り夜までは滞在したいだいち。

 

 

「なんで一緒に早く帰ってくれないのか分からない」と言う彼と、

「今日中に帰れるんだから、そこまでは気持ちを切り替えて一緒に楽しんでほしい」と言うだいち。

 

2人とも私には言うけど、お互いは表面的な会話ばかりで肝心な想いを伝え合わないので、すれ違ったまま、この日はお別れすることになったのでした。

 

 

・・・でも!この体験は少年たちにとって、とてもよかったのではないかと思います♪

 

 

だって、いろいろあるよね。想いや考えが異なるときってあるよね。いつも一緒じゃない。

 

 

だけど、お互いが自分の想いを大事にするために、この日は別々の道を選ぶと決めたんだもんね。

 

 

それは自分の想いを大事にすることでもあるけど、同時に相手の想いを大事にしたってこと。

 

 

なんとなくモヤモヤしたまま帰って数日過ごした時間は、お互いにいろいろ考えたんじゃないかなぁ。

 

 

そういう時間が彼らを大人にしていく!?(≧∇≦)お友達の存在に感謝です。

 

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夜は真っ暗な飯高と、それなりの夜景が見えるK市。やっぱり環境は全然違うよな。どっちがいい、悪いじゃなくね。