校内探検③
さて、ホールに戻ると、このホールには他にも
魅力的なコーナーがいっぱいなんです♪
あんまり細かく書いているとキリないので、大きく2つ。
まずはこれ。入ってすぐのところにある図書コーナーです!
飯高の小中学校は地域開放型の市の図書室になっているそうで、
松阪図書館の本が並んでいます。
置ける本の数が限られていることも功を奏しているのか
司書さんが厳選した本を置いてくださっているのだと思います。
どれも面白そう!
子どもたちの登校に付き添うという口実で
毎朝、学校へ行っては読みふける。
気付くと1時間、1時間半。
先生方が通りがかるたびに「ゆっくりしてってー」と声をかけてくださるのですが、
「いつまでおるんじゃい」と自分で自分にツッコミを入れ
読みかけの本を閉じて帰ってくる日々。
いやー、いい時間です。なんでかというと、本だけではなくてね。
子どもたちは学校に着くと、各々したいことをして過ごしています。
すぐに校庭や体育館にくり出す子、ホールで友達とおしゃべりしたり、
ピアノを弾いている子、本を読んでいる子、教室にいる子、いろいろ。
地域開放型スペースになっているおかげで、そんな子どもたちの様子を
ごく自然な状態で見ることができる。
そんな中、わたしが感動してしまったのは、
座っているわたしの前を通るとき、ほぼみんな挨拶してくれるってこと!
わたしを知っている子が何かしら話しかけてくれるのはもちろん
知らない子も「だいちくんのお母さん?」と声をかけてくれたり、
わたしが学校のことなどを尋ねるといろいろ応えてくれる♪
こんなことにイチイチ感心してしまうのは、
街ではこれが決して当たり前ではなくなっているから。
知っている人にも挨拶しない子が増えている中、
知らない人に挨拶する子なんて本当に少なくなっているんじゃないかな。
(むしろ知らない人には挨拶しちゃダメって教えられることもあるもんね)
話しかけても、まともに応えてくれない子も増えていると思う。
(思春期だから照れくさくてとか、そういう話でもなくね)
具体的にどんなコミュニケーションの違いがあるの?ってことは
また改めて詳しく書きたいな☆
「田舎の子はコミュニケーション力が高い」と言った
Nちゃんの言葉は本当だと思う。こうやって培われていくんだね。
環境が人をつくり、人が環境をつくる。ふむふむ、なるほど実感!