自然と共に生きる子どもたち
詩とか俳句とか短歌を作る授業ってあるよね。
あれ、大好きなんです。
その子その子の個性や感性が垣間見れるとキュンとしちゃう。
飯高っこの作品は、そのキュンキュン率が高くてビックリ!
(児童数が少なく総作品数が少ないのに、キュンとする作品の数が多い~)
ちょこっとご紹介します♪
まず出逢ったのは小4の子たちの作品でした。
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☆卒業式 手が冷たくて死にそうだ 手をポケットに入れたいよね (Sちゃん)
☆冬休み 起きても寝たふり あぁさむい やっと出れたがまた寝にいくよ (Aちゃん)
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初夏だけど、冬の寒さを思い出してブルッとしちゃうよね。(≧▽≦)
子どもの本音もそのまま出ていて素直でたいへんよろしい。(笑)
いろんな意味でいいな~と思っていたら・・・
小5になったこの子たちの俳句に再び巡り合えた!
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☆北風が 卒業式に 入りたい (Sちゃん)
☆あたたかな 風といっしょに 春がくる (Aちゃん)
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体育館の中でさむーいと思っているSちゃんには
体育館の外にいる北風サンが「入りたい」と言っている声も聴こえたのね。(≧▽≦)
中も寒いけど、外も寒い、冬をしっかり感じる~!
そんなところにAちゃんが春のあたたかさを運んでくれて、ほっこり♪
どちらも、あぁ季節を肌で感じてるんだなぁ、とナゼか甚く感動。
そして、子どもの頃は、そんな風に感じて暮らしていたなぁ、
と思い出しグッときたのでありました。
同じようなテーマの授業はK市でもあったけど、
もうちょっとサラッと形式的に俳句のカタチをとっているだけの
作品が多かった印象なのよね・・・。
飯高は冬のさむさも山間部だから堪えるほど辛いとか、違いがあるんだろうか!?
K市の学校はエアコンやら暖房もあるし、なんやかんやと夏も冬も子どもたちは堪えるほどの季節は感じていないのかもね?
冬の朝、氷が張るほど寒いってことも少ないしね。
ちょっとの不便や苦を感じるような自然体験は
意外とイイ思い出になったり、情緒を育てたり、多分イイよね!
とこんな場面でも思ったのでありました。
だいちから飯高の冬の話を聴くのが楽しみになってきた☆