飯高いいとこ、通ってみよう!

良さや大切さがうまく伝わって「いいな!」と思ってくれる人がいたら嬉しいな♪

みんなのユニホーム①

昨日まで『木のうた』は地域の人を繋ぐ歌になる!と書きました。


ところで、飯高には『飯高Tシャツ』なるものもあります。


パッと見るとただ「飯高」と書いてあるだけに見えるけど、 
よく見て~!ほら、浮かび上がってくるでしょ、ある文字が。

 

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【つながるこころ】という文字で「飯高」になっています。


いろいろなカラーがあって、文字の色を選べるときもあります。
ポロシャツバージョンもあります。



「転校初日、これ来て行きな」とNちゃんがだいちに送ってくれました。
「みんな喜ぶよ」って。


が、だいちは朝着たこのTシャツを学校に着く前にさっと脱いで
自前の服に着替えてしまいました。このTシャツが飯高の人たちにとって
どんなものなのかが分からず不安だったのね!


今、この手のオリジナルTシャツってものすごく流行ってるよね。
簡単に安く作れるから。わたしも近年、頼まれていくつか制作しました。
だから、だいちはオリジナルTシャツが何なのかをよく知っていて
抵抗があったと思われます。



なぜなら、よくあるオリジナルTシャツってイベント要素が高くて
「そのときだけ着るもの」だったりしない?
あとは「おつきあいで買うもの」。←寄付とか募金的な
それかスタッフとかメンバーであることを示して
士気を高めるためのアイテムとして用いられる感じ?



だから、だいちは恥ずかしかったのです。
転校初日→1人飯高Tシャツ→1人イベント→1人盛り上がってるやつみたいじゃん。
クールなだいちにはありえないわね。(笑)


「みんなも着てくるの?」知らない
「誰か着てくる人いるの?」分からない

 

でも、何か行事のときにはみんな着るから、みんな持ってるんだって。
だから、だいちも持ってるんだ~って知るだけで、
みんな親近感を持ってくれるってことなんじゃない?


と話しましたが、思春期だいちにとっては「今日が行事なのかどうか」
「今日みんなが着てくるかどうか」だけが気がかりだったのです。

 


そして、案の定、この日、飯高Tシャツを着ていたのは先生だけで。(笑)
「もし着ていってたら、先生と2人お揃いになるところだったわ」
「色もまったく同じのだったし!(危ない危ないセーフセーフ)」と。(≧▽≦)


そのくらい当初はこの飯高Tシャツに身構え、なかなか着なかっただいち。



それが今ではしょっちゅう着ています!


女の先生と2人お揃いなんて照れくさいはずの思春期男子が
平気になっちゃうほどの飯高TシャツってどんなTシャツなんなの!?
すごいよね!?


そのナゾは・・・つづきます。(笑)

みんなのうた③

『木のうた』、お世辞ぬきに本当にいい歌だよな~
くるみちゃんの歌声、ホントいいんだよな~


やっぱりもっと多くの人に知ってもらって
あちこちで流れて、親しんでもらいたい!




そんな想いがむくむくとこみあげてきたところに
うちの中3のお姉ちゃんが「これ誰の歌?めっちゃイイじゃん!」
というので、いてもたってもいられなくなり、、、


楓子ちゃんに連絡して【木のうた制作チーム】に入れてもらいました。(≧▽≦)




ミュージックビデオを作りたい♪という話は聞いていたのです。
考えてはいたけど、コロナ騒動や出産が重なり、ストップしていたのね。



どこまで進んでいて、何が問題でストップしているのか聞かせてもらったら
割とすぐにブレークスルーできそうな話に思えたので、
早速、仲良しのNちゃんにも相談したら、うん、これはイケる!
きっとすぐイケる!なんといっても、ここは飯高だもん♪
街の理屈だと難しく考えこんじゃうところだけど、飯高だから多分大丈夫☆


そんな話になっています。


今の段階ではナンノコッチャ、全然分からんわ~ということしか書けませんが、
どうぞみなさま、温かな目で見守り、応援していてください!
そして、一緒に【木のうたミュージックビデオ制作】しませんか?^ ^



・この歌は地域のみんなを繋ぐ歌になります。

・親子三世代、四世代、みんなが知っていて口ずさむ歌になります。

・子どもや孫ができたときに「この歌はお父さんが子どもの頃にね」と
 制作よもやま話を語り継ぐ歌になります!




そして、

・森を守り、木と共に暮らしていく多くの人に響く歌になります!



     木のうたをうたおう
     共に生きてゆく仲間
     それぞれの違いを知って
     優しくなれたら素敵だね


     木のうたをうたおう
     共に生きてゆく仲間
     それぞれの違いを知って
     仲良くなれたら素敵だね



暮らしの中、世代をこえてゆく歌になることを願って♪
さぁ、今週もがんばろー!

 

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いつの間にか、もうこんなのが落ちている季節です。

みんなのうた②

『木のうた』に出てくる


みずめ、やつで、くぬぎ、あらかし
かまつか、そよご、ひめしゃら



聞いたことあっても、どんな姿か分からなかったり
聞いたことさえなかったり!


はぜの実ろうそく、むくろじしゃぼん

 


へーーー、そんな風に遊べる植物があるんだぁ
と知らないことだらけでワクワク。(≧▽≦)



『木のうた』の歌詞に出てくる「山の上のぼくらの学校」。
そこの生徒たちは、わたしよりうんとたくさんのことを
知っていることだろう。うーーーーん、豊か!



校長先生がPTAの広報紙に書かれていた一文からも
ごく身近にある豊かさが垣間見れました。
(校長先生も飯高にお住まいの方♪)




「私は朝学校へ来る前、家の周りを散歩しています。
 季節によって異なりますが、山からはブッポウソウ
 キジ、蝉や鹿の声が聞こえてきますし、小道を歩くと
 タンポポやコスモス、彼岸花などが目を楽しませてくれます。
 何と贅沢な朝の時間でしょう!と子どもたちと話したことが
 あります」



本当に贅沢です!




ちなみに、PTA会報誌は『くすくすの木』というネーミング。



そんな木があるんだぁ、と思ったら、これは実物の木ではないらしい。
子どもも親も先生も「すくすく」育つようにという語源からきているとか。

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『木のうた』に「そよそよそよご ひめしゃらら」とかいう
歌詞が出てきたりするんだけど、「くすくす」といい
なんかいいよね!?言葉づかい、音のひびき。(*^_^*)


つづきの歌詞も載せちゃお♪


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♪木のうた     作詞:楓子、くるみ


台所でお料理の音
柱の傷は背くらべ
家族で過ごす日々の生活
木はそばで見守ってくれる

くりのテーブル 飽きない木目
かまつか かたくて折れないぞ
はぜの実ろうそく むくろじしゃぼん
暮らしの中 世代をこえてゆく

木のうたをうたおう
共に生きてゆく仲間
それぞれの違いを知って
仲良くなれたら素敵だね

そよそよそよご ひめしゃらら
耳をすませば 聞こえてくるよ
風が吹いて 季節はめぐる
緑香る ぼくらのふるさと

木のうたをうたおう
共に生きてゆく仲間
それぞれの違いを知って
優しくなれたら素敵だね

ぼくらの歌声 響いてゆけ!

LaLaLaLaLaLaLaLaLa・・・

みんなのうた①

歌が大好きな飯高の子には、校歌以外にも
みんなのうた」があるんです。



このブログの最初の方でご紹介した楓子ちゃん、
覚えていますか?木や自然の達人・楓子ちゃん。
https://havefaith55.hatenablog.com/entry/2020/07/17/100003

 



楓子ちゃんと、楓子ちゃんの知人でこの小学校出身の
シンガーソングライターくるみちゃん。
2人が子どもたちと一緒に作った『木のうた』という歌があるのです。

 

 

歌詞の中に出てくる山、学校、植物
全部この学校と周りにある自然のことなの。
メロディーも、くるみちゃんの歌声もとっても耳心地よく
本当にいい歌!!




昨年、学校のお祭りで歌ってもらったそうです。
だから、この学校の子たちは、みんな知ってる歌。




この歌の存在を楓子ちゃんから教えてもらった日、
こりゃだいちにも教えてあげなきゃ!と思って話したら



「知ってるよ」と言って歌い出す。



授業で習ったの?それか、だいちだけ知らないから
誰かが親切でわざわざ教えてくれたの?と聞いたら、



「違うよ。みんなが歌ってるのを聴いて覚えた」って。



転校まもなくのことです。



誰かが自然と口ずさんでしまうような曲。
そのくらい、子どもたちに馴染んでいる歌。
聴いている人も耳に馴染んで覚えてしまうような歌。
それが『木のうた』。



すごくないですか?(≧▽≦) 聴いてみたいよね!?



残念ながら、まだ公開してOKな音源はありません。
早く公開したい~!!お世辞や宣伝でなくめっちゃいい歌。
サビのあたりまで来ると感極まってオエオエ泣いてしまうわたしです。(^^;)


とりあえず歌詞だけ、ちょっと公開☆

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♪木のうた     作詞:楓子、くるみ

山へ行こう 小道をぬけて
たくさんの木が待ってるよ
ぼくのともだち いろんな木たち
もっと仲良くなりたいな

山の上のぼくらの学校
みんな大好き木の博物館
おとなもこどもも一緒にあそぼう
自慢したいな 素敵でしょ

みずめ しっぷの匂いがするよ
やつで てんぐのうちわだぞ
くぬぎにあらかし どんぐり拾おう
森の中 笑い声こだまする

木のうたをうたおう
共に生きてゆく仲間
それぞれの違いを知って
優しくなれたら素敵だね

(2番へつづく)

 

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歌はみんなを繋ぐ☆

思い返せば、転校初日、クラスのみんなが
ウェルカムセレモニーで歌をプレゼントしてくれました。



「みんな、歌が大好きなんです」と。



私たちは知らない曲だったけど、とても良い曲でした。
たった11人の歌声なのに、1人1人がしっかり歌っていたから
30名クラスの合唱に負けない本当にステキな歌のプレゼントだったんです。
(先生のピアノがめっちゃ上手で、みんなの歌を引き立ててた~!)



歌、好きなんだよね、多分本当に。
授業中歌うって~!と思うようなことを前回書いたけど、
自然と歌っちゃうんだ。(≧▽≦)
歌うことや音楽って本来、楽しいことだもんね。



他の学年でも歌う子がいることが判明。
(やはりそれぞれわきまえて歌っている様子/笑)



集団登校中も歌いながら歩いている子も見かけます。
一緒に歌い出す子もいます。
それを聴きながら歩く子も心の中で一緒に歌っていることでしょー。



自然に歌が出ちゃう感じって、すごくいいな。
そのとき歌いたい気分の歌が出るんだもんね。



ちなみに、転校初日にプレゼントしてもらった曲は「Jump!」。
転校生だいちに、みんながまず最初に贈ってくれた想いはこれなんだよなぁ。
泣ける・・・。(T_T) 

 


だいちー、1人じゃないよ~。仲間がいるって、ありがたいね♪
動画を載せたいところだけど、アップできないので歌詞だけ。


実際すでにケンカもしたり、辛い日もあったけど、
先生や地域のお母さんも含め、みんながついてる。1人じゃない。
新しい友達と一緒に歩いてるね!本当に感謝です。

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「Jump!」作詞・曲ruriko
 
春の風が連れて来た新しい友達
ようこそ素敵な出会い
今日から仲間だね
 
わからないこと 不安なこと
悩む日もあるよね
 
皆同じさ大丈夫
君は一人じゃない
 
負けないでJump!
泣かないでJump!
僕たちがついているからね
手をつなぎJump!
進むんだJump!
一緒に歩いていこう
 
昨日までは知らなかった新しい友達
君に会えて嬉しいよ
今日から仲間だね
 
けんかすること 寂しいこと
辛い日もあるよね
 
皆同じさ大丈夫
君は一人じゃない
 
負けないでJump!
泣かないでJump!
僕たちがついているからね
手をつなぎJump!
進むんだJump!
一緒に歩いていこう
 
僕たちがついているからね
あの空へJump!
思い切りJump!
一緒に歩いていこう


歌う♪

にぎやかな授業。
でも、勝手気ままとは少し違うと思う、メリハリはある!
ということを書きました。



にぎやかな授業は、活発な発言だけではありません。



体験に行ったK市の子が、授業中のみんなの様子を見て
口を開けてポカー――ンとしていたと聞きました。
でも、多分にやついてたと思う、
マスクしてて分からないけど、目は笑ってたから!と。



何を見てポカー――ンとしつつ笑っていたのでしょう。



 

 


それは「授業中なのに歌ってるーーーーーー!!!」
ってこと。(≧▽≦)


転校してまもなく、だいちからも聞いていました。



さすがに「え!?」と思います?





問題を解きながらAくんが歌いだす。
それに乗ってBくんも一緒に歌いだす。
Aくんは歌い終わったけど、今度はCくんが歌ってる。
そんな感じだそうです。


歌う子は、大抵その3人だという話でした。
ケンカもするけど、こうやって歌う仲間でもあるんだなと
微笑ましく聞いていました。

 


授業の邪魔になっているのかというと、そうでもなさそうだし、
ずっと同じクラスで育ってきている輪の中では、他の子も慣れてる?
BGM的な!?


どの先生の授業でも歌うわけではないらしいし、歌っていい授業と
そうではない授業を子どもたちは分かってやっている!?



ちなみに、Cくんは以前K市の授業を体験したのですが、
もちろんそのときは歌いませんでした。
先日K市にやってきたBくんも、とてもわきまえて周りと調和しながら
やってくれていました。



実は、わたしは子育て講座の講師的なことをやっています。
そこに来るお母さんたちは「ここでちゃんと躾けておかないと
悪いことを学んでしまって、他の場でも良くないふるまいをして
しまうのではないかしら」と考え、【いつでもどこでも】
きっちりしっかり正しくふるまうことを望んでいたりします。



そんなお母さんからしたら、この飯高の学校の様子は「ありえ~ん!」
と思われるかもしれませんが、わたしは「これでいいんだよね♪」と
おおいに勇気づけられる面があるのでした☆


だって、子どもたちって賢いよね!
ちゃんと分かってるし、分かってやってる。
【いつでもどこでもきっちりしっかり正しくふるまう】ことと
【場をわきまえてきっちりしっかりふるまう】こと、
どっちが大事?わたしは後者だと思うんだよな~。



ちゃんとそんな子に育つ飯高の子育て・飯高の学校教育、本当にステキ!!

 

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これは転校まもなくのクラスの様子。あれから約2カ月。
今ではだいちも歌うメンバーに入っているとかなんとか!?(≧▽≦)

季節の鳴き声

以前、カエルの鳴き声のことを書きました。
飯高に来た7月は夜はカエルの合唱で季節を感じた♪


夏休み、しばらくK市に帰って、再び飯高に戻り
夜、お風呂に入ったときにふと耳を傾けてみたら・・・


虫の鳴き声に変わってた!!


おおーーーー、飯高にいる~!!という実感が
じわりじわりと沸いてきて、お風呂で悦んでいたのでありました。



なんの鳴き声なんだろー、鈴虫?何種類か混ざっていたような。
友達に聞いても虫の名前までは分からなかったけど、
ちょうど子ども新聞にこんなのが載ってた☆

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虫の声はK市の自宅周辺でも何年か前まではいくらか聞くことができた。
うちのお隣4区画分はずっと空き地だったから、だいちが小さい頃までは
空き地でたくさん遊べたし、虫もいたんだよね。



でも、数年前、地主さんが草刈りできなくなって
業者さんに土地をレンタルしてからは前面に防草シートが敷かれ
太陽光発電のパネルが立ち並び、鳴き声はめっきり少なくなった。



飯高の子は、虫の鳴き声に何種類か混ざっていて
それぞれ鳴き声が違うことを知っていた。
うちの子は知っているかなぁ。知らない気がするわ。


こんなのに耳を傾ける時間って豊か!にやにやしちゃう。




虫といえば、K市の子たちを連れて学校に行った頃は
セミの最盛期。休み時間のたびに子どもたちが抜け殻を
手にいっぱい持ってくる。(≧▽≦)



それを廊下に並べ「セミのぬけがら博物館」を作ってくれていた先生と
ぬけがらに名前を付けて展示していた子どもたち。

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展示しきれない量のぬけがらが、どっさり置かれていたけど、
「また持ってきたの~?」「もういらんって!」とかいう素振り1つなく
「いっぱい持ってきましたね」と言って受け入れてくれる先生、
子どもたちが毎日いっぱい拾い集めてきたくなる気持ち分かる~。(≧▽≦)



こんな小さな一コマだけでも、いい学校だなぁ、としみじみしちゃいます。



K市の子たちも名前を付けさせてもらっていました♪

 

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